映像化って難しいね
GyaO で、「怖い本」(旧「『超』怖い話」シリーズ)の平山夢明さんが、同書の話を元に監督・脚本した作品を公開したってんで、ぽつぽつ見てた。
うーん。
あれだね、脚本した事で安易な話感覚えまくり。
交通事故みたいに、唐突に怪異に巻き込まれて、デッドエンドするような話が、最初から三話続くし、次の話は、ピカレスクもの怪談、てな路線なのかも知れないけど、決闘シーンでの盛り上がらなさが痛い。
最後の話は、なんか、低予算・短尺スプラッター、ラストが実に「そんな感じ」。
気持ち悪いモンスター的存在が簡単に画面に出てきちゃうのがなぁ。
最初の三話に感じるのは、説明のない怖さ、ってつもりかな、と思うんだけど、暴走トラックにはねられて死んだ、車は凶器だね、ってのに似た理不尽さが強い。
親の因果が子に祟り、とか、そんなのも確かに興醒めするんだけど、「きっかけ」くらいは欲しいと思う。
「何気なく、誰でもがするようなことをしたら、思わぬ結果を」とか「興味本位でしたことが、えらい事態を招いて」とか、そんなの。
ベタなんで言えば、「引越し先にあったお札を剥がしたら」とか、「廃屋を探検したら」とか。
なんらきっかけらしきものもなく巻き込まれて、ほとんど不可避に死ぬ、それじゃまさに交通事故だと思う。
後の二話、特に最後の話は、主人公の行動が唐突で、地に足ついてなさを覚える。
んで、描写を重ねて、その世界なりの感情移入を生むのには、尺足りないしね。
でも、考えたら、最後の話は前後編構成で、そこそこ時間あるんよね。
民放の1時間枠にちょい足りないぐらいはないかな。
かなり時間の無駄遣いしてると思う。
「怖い本」シリーズは、結構好きなんだけど、そちらのクオリティに全然及ばない、ってのが残念。
「ウィークエンダー」、「あなたの知らない世界」よろしく、再現フィルムみたいなのを見たい気もするね。
まぁ、それが面白いかは微妙だな、とも思うんだけど。
ま、あ。
これがいまいちだとしても、「怖い本」は面白い訳で、別にいっか、とか投げやりな事を考えたり(笑)
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