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2005.11.19

読書日記 「城」

「城」(フランツ・カフカ、角川文庫クラシックス)

「審判」以来久し振りにカフカ読んだ。

「審判」は全篇重っ苦しい焦燥感に苛まれる、読んでてなんだか胃が痛くなる話だったように思うけど(それが面白さでもあるか)、「城」はそれに比べると随分明るい雰囲気があるね。
主人公が「魔法先生ネギま!」並にモテモテだからかも(いや、なんか違うぞ、それ(笑))

まぁね。
色々なんか難しい解釈もあるんだろうけど、個人的には不条理コメディとして読んだ。
なんだか噛み合ってんだか噛み合ってないんだかわからない会話、A をしないために A をする、なぜなら A が嫌いだから、といった感じの破綻してる論理、しかも、我々に近しい存在に思える主人公すらも、その破綻した論理にさほど強く疑義を示さない、細部でも全体でもリフレインする繰言…
「うはははは、なんだそりゃ訳わかんねぇよ(笑)」とウケながら読んだお気楽読者なのであった。
で、不条理コメディとして読んでても、不安感・焦燥感はやっぱり感じるんだよね。
でも、そういったモヤモヤした不安をリズムに、妙なコミカルな展開がメロディとして奏でられてる、不安楽しい(なによ、それ)気分。

そうだねぇ。
この文明社会を一度バラして、組み立て直して、なんだか元と違うんだけどそれはそれで回ってる世界に、それよりは我々に近い状態に組み立て直した(でも、やっぱりなんだかちょっと違う)主人公を放り込んで、異なるロジカルの絡み合いから自動的に生成されるギクシャク感を見せられた。
我々の知ってる社会では決してそれらのトラブルは起こらないんだけど、しかし、似たようなトラブルぐらいなら誰しも経験しているものだから、親近感を覚えるエキゾチックみたいなものを感じる。
そんな感じかなぁ(自分で書いてても、わかるようなわからんような…(笑))

難しく考えて読むのはしんどいから、こーゆー風なイージーな読み方。
すると、なかなか楽しかったんで、得した気分。
本当に真面目に考えるのが苦手なんだなぁ、わたし、と思うね(笑)
実に参考にならない感想だ。
これなら、安部公房の「砂の女」も楽しんで読めるのかも。
再読しよっかなぁ。

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2005.11.08

読書日記 「合意情死」

合意情死がふいしんぢゆう」(岩井志麻子、角川ホラー文庫)

サスペンス小説、になるのかなぁ。
どうも、ジャンル分類は苦手。

まぁ、ものっそい大雑把に言うなら、状況に右往左往してるうちに、女関係で(そうでもないのもあるけど(笑))失敗する頼んない男短篇集、てなとこかなー。
読んでると、泣き笑いみたいな気分になる。

サスペンス、とか言ったもんの、緊密な展開、とかな訳でもなく(なんせ右往左往してんだからね)、ミステリ的興味もあまり感じないんだけどさ。

でも、大正年間ぐらいの岡山市舞台で、バリバリ岡山弁使われる、地方的で近代的な世界で、そういう話が展開してると、都会的で近代的な世界が舞台とは違う味わいで、良い感じでそんなしょんぼりな男の話がマッチしてるように思う。

とほほほ…と、少し滑稽で哀しい話を楽しめた。

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2005.11.06

CSS をチェック

なんか、ひとつ前の記事中の、<q> タグ部が、IE で改行されない…
Firefox だと改行されるのに。
試行錯誤したけど、結局戻した(解決せず)んで、記事側には特に更新云々書いてないけど。

で、その流れで、CSS をチェックしてたんだけど、なんか、ココログのファイルマネージャーの仕様変わってる?
基本的にアップしたものは、なんでも見られるし、(システムで使うフォルダ以外(?))なんでも削除出来るようになってるような。
デフォで使用されてる CSS や、バックナンバーの html にすら、削除のチェックボックスついてるんだけど、マジで消せるんだろうか…(実験する勇気なかった(笑))
後者はともかく、前者は上書き出来るんだろうか。
すると、ベーシックで CSS 編集出来る事になってしまうんだが。

なんか、過渡期でまた仕様変更されるのかな。

てか、CSS 中の lang 属性 に、jp 使ってるのに気づいたんで、ja に直した。
これに気づけたのが、今回の実際的収穫か。
いや、さっぱり実際的でもなんでもない気もするんだけど。

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2005.11.05

読書日記 「傑作短篇集 露伴から谷崎まで 明治探偵冒険小説集」

うかっ、風邪っぺぇ。

「傑作短篇集 露伴から谷崎まで 明治探偵冒険小説集」(伊藤秀雄編、ちくま文庫)

なんか、タイトルとサブタイトルとシリーズ名の並びが変な気もするけど、扉と奥付を参考に。

幸田露伴「あやしやな」。
ひとつ、ものっそい疑問があって、そもそも胃液が塩酸な気がしてしゃあないんだけど…
まぁ、ちょい調べでは、元々有毒で処方が難しそうだから、その微妙なバランスを崩した、のかなぁ。

梅の家かほる「弁護美人」。
なんか、冷静になると、傍迷惑な女だな(笑)
変に気ぃまわしたせいで、かえってややこしゅなっとるがね。
最後で、「はい、話のツボは終わり。後は大団円ね、はいはい」みたいな、妙に投げやりに落ちつける作品が多いね、この短篇集。

丸亭素人「化物屋敷」。
なんか、読んだ事あるよな、ないよな筋だなぁ。
まぁ、ありきたりな筋ではあるんだけどね。
竜動ろんどんやってのに…ってのは、もう良いよな?(笑)

「名人藤九郎」(作者不詳)
講談調で面白いねぇ。
鬼平とか出てるのに、なんとなく一番活躍してるのは儒者の先生だった気が…(笑)

滝沢素水「難船崎の怪」。
おお、冒険小説(笑)
物語的にゃどうでも良いとこで、妙に紙数使ったりするのが、週刊雑誌の少年漫画みたいだな、とか思ったり。
丁度(擬似)バトルシーンだし(笑)
最後にラヴが来ないのは、少年向けだからなんだろうか。

谷崎潤一郎「秘密」。
谷崎は本当にフェチっ子だなぁ(笑)
手品の種をしつこくせがんで聞き出した挙句、「なんだ」とか言う人はいるよね。

姫山「指の秘密」。
くそう、折角「化物屋敷」で我慢したのにっ。
自分は少女の発音の或る調子によって通常の倫敦人の迷いっ子でないことを知った。
真瀬貞子、なんて名前の金髪の少女、って時点で気づけよっ。
まぁ、そんな貞子はロンドンのシロガネーゼなんだが(笑)(字違うけどね)
でも、この作者の師匠のエピソードの方が気になる。

やぁ、随分楽しめたと思うよ。
現代と表記が違う(字自体は新漢字・新仮名に編集してあるんだけど、そこそこ長い掛け合いが連ねて書いてあったり、すごいルビ振ってたり、そういう類)のが、ちょいと読み難いけど、これはこれで味かな、とも思うし。
でも、近代日本文学を読もうって気になる人以外には、まるっきりお薦めしないけど、それは、まぁ、こういうのの常なんで。

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2005.11.01

ジゴだー(えー)

[ぴ] ぴっくあっぷ。: ココログのディスク大容量化について

おお、ベーシックでも 2GB なのねー。
まぁ、この際、ケチケチ増やしても、インパクトないからね。

しかし、プラスでの一日の制限量が、前(一回目の増量後)の全体容量と一緒、ってのが微妙に笑えたり。

んで、自分の現在の使用率を見ると、0.58%(笑)
なんだね。
仮に、もっともっとキリキリ更新したとしても、100年以上持つってのも。
まぁ、50MB だと、わたし程度の更新でも満杯は遥か彼方でもなかった訳だから、有難いのは確かなんだけど。

でも、こういう事言うのもなんだけど、これで、プロに移行する、って気がほとんどなくなったのも事実だなぁ、と(笑)

そろそろ、アット・ホームページにも注力してもらえるとワクワクするんだけどなぁ。

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